山間部に残る江戸時代の茅葺古民家を後世へ
親族の集いを支える、茅葺古民家の延命改修
約280年前、江戸中期に建てられた茅葺古民家の改修工事です。
代々受け継がれてきた建物を現ご当主とご兄弟が大切に守り続けてこられましたが、裏山からの湿気の影響により床組みや柱脚の腐食が進み、親戚の皆さまが安心して集まることが難しい状態となっていました。
将来的な保存活用について検討を進められる中、「できるだけ費用を抑えながら、安全に集える場を維持したい」とのご相談を受け、床組みのやり替えや柱脚の根継ぎ、畳の新調などを実施。ご当主にも床下の土出しや石の撤去作業にご協力いただきながら、建物の寿命を延ばすための改修を行いました。
建物の今後については引き続き検討が続けられていますが、長年受け継がれてきたこの古民家がこれからも大切に守られていくよう、私たちも維持管理を見守りながらお手伝いしていきたいと考えています。




施工のポイント
江戸時代の茅葺古民家を次代へつなぐための修繕
裏山からの湿気によって腐食した床組みや柱脚を修繕し、床の不陸を改善。
建物の趣を損なうことなく安全性を高め、今後の保存活用に向けた基盤を整えました。
ご当主と協力しながら進めた改修工事
床下の土出しや石の撤去作業にはご当主も積極的に参加。
建物への想いを共有しながら、親族が安心して集える場を守るための改修を行いました。
物件DATA
| クライアント | K様 |
| 物件所在地 | 京都市 |
| 施工タイプ | 改修 |
| 構造 | 在来工法 |
| 延べ床面積 | 約130㎡ |
| 工期 | 約1.5ヶ月 2025(令和7)年 |