老朽化した離れを癒しの空間に
最初下見をさせていただいたときは、老朽化が進み非常に薄暗く、敷地内でもほとんど使われていない、ややうら寂しい場所という印象でした。
逆手に取れば、表通りの喧騒からも文字通り”離れ”た位置にあり、日常の生活感からちょっと距離のある空間に仕上げてはと施主さまに相談しました。
古材の使える部分はできるだけ残したうえで、また、弊社がストックしていた建具を活用し、和のスペースを実現しました。
近所の方が立ち寄られた際のサロンとしても、有効に使っていただいています。



施工のポイント
邸内での機能面における差別化を提案
お客様の要望をじっくりと伺い、生活の中心となる母屋とは違う暮らしをイメージ。
ご近所とのコミュニケーションにも使える、癒しの空間に仕上げました。
在来工法の有効活用
建築当初からの古材をできるだけ有効利用。
また、ご予算にあわせ在来工法での補強も施し、安心安全にも配慮した建物に仕上がりました。
物件DATA
クライアント | H様 |
物件所在地 | 京都市 |
施工タイプ | 改修 |
構造 | 在来工法 |
延べ床面積 | 約20㎡ |
工期 | 約2ヶ月 |